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一級建築士製図試験 合格のための~製図道具~編

さて、今回は製図道具のご紹介です。
あくまで、私的意見ではありますが、ご自身でも創意工夫のうえ、参考にしてください。

【平行定規】
フローティング式のものを選ぶことが、大前提です。

●MUTOH UM-06N7
これはスケール部分が反転するので、エスキス中、記述中は反転させておけば、邪魔にならず使いやすいです。3.2kg
UM-06N7.jpg

平行定規 MUTOH(ムトー) ライナーボード


●MAX DRAFTING MACHINE MP-400FL
これもスケール部分が反転して、なおかつ裏面に回り、ピタッと収まるため、移動中ばたつかずにすみます。それと軽いのが特徴です。2.5kg
三角スケールも装着できる扱いやすいスケールグリップ。
MP92165.jpg

平行定規 MAX(マックス) MP-400FLII

●KOKUYO TR-HHEF11 トレイザー平行定規マグネット製図板A2サイズ バッグ付
スケール部分は反転できないですが、可もなく不可もなくです。私はこれを使用していました。(知人から借りていました)3.0kg
TR-HHEF11.jpg

平行定規 KOKUYO(コクヨ) TR-HHEF11


【フローティングディスク】
●UCHIDA 100-0040
図面が汚れなくなります。私は平行定規のスケール裏や三角定規の裏に貼りました。これは鉄板です。100-0040.jpg


フローティングディスク 100-0040



【シャープペンシル】
●Rotring(ロットリング)500N 502-505N/0.5 502-503N/0.35
私が使用していたメインのシャープペンシルです。これにグリップを付けて使用していました。


製図用シャープペンシル ロットリング 500N



●Staedtler(ステッドラー) 925 25-05
私は当初、これをずっと使用していました。しかし、長時間握っていると、少し太く、重心が上に感じたため、ロットリングに変えました。
製図用シャープペンシル ステッドラー 925 25

●三菱鉛筆 クルトガ 0.5
記述を書く時は、これを使用していました。字をきれいに見せるためです。

シャープペンシル Uni クルトガ スタンダードモデル

【ペンだこ防止】
●ナカトシ産業 Soft-Grip(ソフトグリップ)

●KOH-I-NOOR(コヒノール) ホーミーグリップ(ペンシルグリップ)
私はこれを使用していました、溝のところにちょうど指がはまり固定しやすかったです。そして、ペンだこの痛みや、疲れからは解放されました。

【シャープペンシル替芯】
●MITSUBISHI PENCIL(三菱鉛筆) Hi-uni
これは鉄板です。
太さ0.5-HB、B、2B、3B を試してみて、メインは3Bを使用していました。
3Bとなると、芯のカスが出やすいので、何度も息で吹き飛ばしました。
太さ0.3-HBで外構や家具を書きました。
窓の方立等は0.5-3Bで書いておき、時間が残ったら、ラストの仕上げで太さ0.3-HBで腰壁の線をサーッと端から端へ通して書きました。
これだけでも印象がものすごい変わります。

シャープペンシル替芯 Hi-uni0.5 三菱鉛筆

シャープペンシル替芯 Hi-uni0.3 三菱鉛筆



【消しゴム】
●TONBO(トンボ)  ホルダー消しゴムモノゼロ
丸形(2.3mm径)、角型(2.5×5mm)
ノック式で小さい範囲で消せるので、図面では字消し板はほとんど使わず、これを使用しました。


消しゴム トンボ ホルダー消しゴム モノゼロ(MONO ZERO) 丸形2.3mm径

消しゴム トンボ ホルダー消しゴム モノゼロ(MONO ZERO) 角形2.5×5mm

消しゴム トンボ ホルダー消しゴム モノゼロ(MONO ZERO) 替え消しゴム(2本入り)




●MONO消しゴム、Rader消しゴム
普通の消しゴムは、記述の際に使用しました。
学校では記述の字を消す時でも字消し板を使えと言われたもんですが。。。


字消し坂 STAEDTLER(ステッドラー)

字消し坂 STAEDTLER(ステッドラー) メッシュ

消しゴム トンボ MONO消しゴム モノPE01

消しゴム トンボ MONO消しゴム モノPE03



【蛍光ペン】
●ぺんてる 蛍光ペン ノック式
蓋を開ける手間が省けます

蛍光ペン ぺんてる ノック式ハンディラインS

蛍光ペン ぺんてる ノック式ハンディラインS(3色セット)

蛍光ペン ぺんてる ノック式ハンディラインS(5色セット)

蛍光ペン ぺんてる ノック式ハンディラインS カートリッジ


【定規】
●三角定規(大)
・ステッドラー
964 30 30cm/厚3mm 本体価格 \1,450/組 +税

三角定規【大】 STAEDTLER(ステッドラー) マルス三角定規30cm

964 36 36cm/厚3mm 本体価格 \1,900/組 +税

三角定規【大】 STAEDTLER(ステッドラー) マルス三角定規36cm

・UCHIDA
型番:1-809-3002
三角定規 30cm型 目盛り付き(厚さ2mm 目盛り長28cm)……1,100円+税
三角定規【大】 UCHIDA(ウチダ) 三角定規30cm、目盛り付き、厚3mm

型番:1-809-3630
三角定規 36cm型 目盛りなし(厚さ3mm)……2,300円+税
三角定規【大】 UCHIDA(ウチダ) 三角定規36cm、目盛りなし、厚3mm

どれでもいいので、大きいのを一つ持っていて下さい。もちろん、フローティングディスクを張って。
作図する一番初めの、基準線、寸法線、柱のしるしを打つのが、少しでも楽になります。

●三角定規(中) BANCO(バンコ) 三角定規45°テンプレートプラス (34845)
柱の四角や、出入り口の三角など、テンプレートも兼ねて使えるので、超便利です。
ただし、それ以外に壁を書いたり、書き込んでいく時に使うには、少し大きく、振り回しにくいので、もう一回り小さいのがメインになると思います。
これで全部済ませていた人たちも、たくさんいましたが。
三角定規【中】 VANCO(バンコ) 三角定規45°テンプレートプラス

●三角定規(小) ウチダ 型番:013-0009 ツマミ付き三角定規・20cm型
滑りにくいローレット。書き込むときに振り回しやすいサイズです。
私は某資格学校の三角定規を使用していました。それはテンプレートも付いていて便利でした。
三角定規【小】 UCHIDA(ウチダ) ツマミ付き三角定規20cm

●勾配定規 22cm ウチダ 型番:013-0003 精密勾配定規 22cm型
フローティング方式の使いやすい勾配定規
私は三角定規(小)を使用していたので、使わなかったですが、勾配定規をメインの定規で使用している方々も多いです。
勾配定規 UCHIDA(ウチダ) 精密勾配定規22cm


【テンプレート】
●テンプレート
・BANCO(バンコ) 三角定規45°テンプレートプラス (34845)
 テンプレートも兼ねて、使用できます。
三角定規【中】 VANCO(バンコ) 三角定規45°テンプレートプラス

・ウチダ型番:012-0014 テンプレート No.140E 建築士・受験者用
テンプレート UCHIDA(ウチダ)

・ステッドラー 組み合わせ 976-03
テンプレート STAEDTLER(ステッドラー) 組み合わせ定規(幅230mm)
 
図面からとるときに、テンプレートをつかみやすいよう、ライターであぶって、熱で角をまげておくと便利です。

【ペンケース】
●KOKUYO ネオクリッツ
ペンを立って収納できるので、便利です。100均のファイルケースに入れ込んどいたら整理しやすいです。

ペンケース ネオクリッツ(NEO CRITZ) コクヨ【KOKUYO】

【道具入れ】
●100均ファイルケース
道具を入れるために100均のファイルケースを使用していました。

【テンプレートスタンド】
AC PRO テンプレートスタンド (34601)
AC PRO テンプレートスタンド バンコ(VANCO)

テンプレート、字消し板などきちんとおけるので、便利です。


【電卓】
●受験案内に書かれているような電卓であれば、どのメーカーでも、大差はありません。


【刷毛】
●ウチダ 製図用ブラシ 小

製図用ブラシ小 UCHIDA(ウチダ)



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一級建築士製図試験 合格のための~勉強法~編

製図試験は、時間との勝負。
いろんな選択肢の中で、時間内に判断を下し、限られた時間の中で記述、図面を仕上げられるかがカギとなってきます。
自分のこだわり、思い込み、自分で問題を難しくしてしまうと、ほんとにドツボにはまってしまいますよね…(汗)
客観的に判断できているか(時間も含めて)、それが本当に重要です。

そして、体力勝負!

腰も痛いし、肩もこるし。。。

作図でバタバタしないためにも、最低限の少数精鋭 製図用具を使い、リズムをもって作図を乗り切ってください。

試験問題を解いていると、いろんなことで迷います。
そして、迷うと時間が奪われていきます。
あなたの時間を奪っていく試験なのかもしれません。
解きやすい問題というのは、条件を多めに与えてくれていると解きやすいですよね。
条件が少ないと、迷うことがすごく多くなります。
近頃の問題は、条件を少なめにし、自由度の高い試験となっています。
正解はいくつも存在していて、どっちでもいいことで、迷っていることが大半なのかも。。。
バツじゃなければ、正解はいくつかあるんだと思います。

どうしても、答えは一つと思って、答えを求めてしまいがちですが。。。
迷ったときは、みんなだったらどうする?客観的に考えると?と考えてみてください。

そして、判断、時間は、ある程度割り切って、必ず完成させないと、採点の土台に乗らないのです。

いろんな回答がある試験を採点する人も大変ですよね。。。
採点する人も人間です。採点する人にアピール、ゴマをすってください。

そして、本当に合格できるのか不安になっている方も多いと思います。

でも、国としても合格者を出さないといけないんです。

落とせない図面、記述を書いたら、絶対合格するんです。
必ず、努力は報われます。

折れそうな心は、自分の敵です。自分が敵を作ってるんです。
自信をもって、試験に挑んでください。
応援しています。

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作図のポイントは

≪作図をスピードアップさせること≫
出来れば2時間30分から3時間で作図し、15分から30分見直し、チェックを必ずすることが、理想です。
製図1年目はなかなか、時間短縮は難しいかもしれないですが、1年目でも、やればできます!
ルーティンを決め、サクサクとリズムをもって書き進めること。
そのためには、消さない、止まらない、エスキスを見返す回数を減らす、道具を持ち替えることを減らす、シャーペンの芯が折れない などなど
エスキスを見返すことが、一番、時間を取られるので、自分が書いたエスキスを記憶することが、一番の近道かもしれません。

三角定規は、上下の図面の基準線を同時に引ける大きなもの一つ持っていてください。
もっていない人は、三角定規を置き換える⇒時間を買いましょう。
来年も高い資格学校代を払うことを考えると、ケチらず道具には投資しましょう。

シャープペンシルの替え芯は、硬い!折れない!と謳い文句が書いているものは大体試しましたが、三菱のHi-Uniが一番折れないです。
少し、ほかの替え芯より高いですが…。買う価値、絶対あります。


≪見栄えよく、メリハリ、きれいな図面、字を書くこと≫
採点官も人間です。
汚くて読めない図面と、きれいでメリハリのある図面と、どっちを見る気になるでしょうか。
そして、自分では書いてるつもりでも、読み落とされたり、汚くて読めなかったり…もったいないですよね。
想像してみてください、もし、仮に、自分の答案がボーダーラインにいたとしたら??
採点官はどうするか。
ちょっとしたミスや誤字、汚れが合否を分けるかもしれません。
きっとボーダーラインにいる図面、記述が一番多いんだと思います
普段の練習は、時間内にメリハリ、きれい(当然、字も)に表現できるよう、練習するべきです。
本番ではそんなこと言ってられないですが、普段練習していることは、本番でも必ずプラスに働きます。
採点基準がベールに包まれているなら、なおさらです。

まず、フローティングディスクを平行定規のスケール部分、三角定規すべてに貼ります。
これだけで、黒ずんでいた図面は、劇的に改善されます。
そして、三角定規などは必ずツマミ付きを買ってください。
定規を図面から離す時に、書いた線を指でなぞってしまうことがないように。そして、イライラしないように。

私の場合は、寸法線、柱から壁、室名まではシャーペン0.5+3Bで書きました。
3Bを使っていたので、芯が柔らかく、カスが出やすいのですが、
カスが出たら、すぐ、フーッと息を吐いて飛ばしていました。
(柱はシャーペン0.7+Bで、太く書いたという知人もいました。それも良いと思います。)
家具から、外構までをシャーペン0.3+Bに持ち替えて書きました。
それだけで、グッと建物が浮き出て、図面がしまって見えます。


≪疲れないこと≫
最初に、困ったことは、手が凝り固まって、手に力が入らなくなったこと。
そして、ペンだこ。

製図用シャープペンシルも様々あり、長時間使っていると余計に、重心が高いとか、感じるようになってきます。
ステッドラーよりも、ロットリングの方が重心が少し下にあるため、手が小さい私の場合は合っていました。
重心のちょっとした違いで、手の中の納まり具合が変わり、疲れにくくなります。
きっと、手の大きな人はステッドラーが向いているんだと思います。
長時間ではなく、単発的に使用する仕事の場合、ステッドラーの方が、しっくりきています。
こればっかりは、自分に合った筆記用具をいくつか、購入して試してください。
試験本番では、万が一、床に落として、シャープペンシルのペン先が壊れることも想定して、シャーペンを何本か持っていく必要があります。

そして、ペンだこ対策は、シャーペンにグリップを付けることで、劇的に改善されます。
ペンだこからはおさらばです。

疲れないということは、集中力が続くということです。


次回の記事には、製図道具(用具)などをご紹介します。

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ケダマ

Author:ケダマ
兵庫県神戸市在住
文具店 店主
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